営業本部・岡崎工場・管理本部およびグループ会社と連携し、中長期的な視野を持って経営全般の企画立案・実行・管理を行っています。

管理部は総務・人事・経理・システムで構成され、会社の組織全体の運営にかかわる役割を担っています。例えば、会社資産の管理運営、人に関する業務や社員の福利厚生、社内基幹システムの運用構築といった「人」「物」「お金」など、会社組織運営に必要な業務に携わっています。

アジアを中心に国外市場を一手に担い、各地からの情報収集により他社には無い一歩先の販売戦略を考えています。関連会社のKPS、KPAおよび海外代理店からの営業対応、新規代理店開拓、海外向けの製品開発、資料作成など海外に関連するあらゆる業務を行っております。

営業管理部は営業管理課、広告宣伝グループの２部署で構成され、主に国内の支店と営業所を統括する司令部です。年頭の売上や拡販の政策を計画のもと、常に最善の業績を達成できるよう毎月の販売数値の管理と分析を行っており、企業業績に直結する部門です。また広告宣伝グループでは営業に必要な販売促進物の企画から製作まで一貫して行い、企業イメージの向上も計ります。

マーケティング部は製販一体を支えるプロフェッショナル集団です。顧客のニーズや時代の変化を捉えて主に新製品開発・改良を提案する開発技術課。販売面において新たな市場を開拓することを最重要任務とし、販売先の構築に加え開発技術課と連携して新製品開発提案にも携わるソリューション開発課。営業支援部隊として、技術相談、各種選定・計算業務などを行い営業のバックアップなどを行う技術サポート課。これら3部署で構成されています。

生産工場全体を統括する管理部門です。年間を通じてタイムリーな部品供給、生産ができるように様々な情報を収集して指示を行う計画管理課、全国営業網からの受注に対し迅速な製品・部品の出荷を行うために、物流管理全般を受け持つ受注課、工場の総務、経理関係の仕事を行う工場総務課があります。またシステム関係部門とも連携して、新しい管理システムを構築しながら工場内全体の業務改善等にも携わっています。

新製品の設計、様々な分野での研究開発、製品・部品に関する各種データ管理など、川本の「ものづくり」の原点がここにあります。現状を良しとせず、現状に満足せず、さらに先へ。次世代の製品を常に求め続け、「業界初」の川本らしい特長ある製品を通じて社会貢献したいという信念で、技術者達は失敗を恐れずに一生懸命取組んでいます。

客先仕様と呼ばれる現場毎の多様化するニーズに応えるべく、ポンプ本体から制御部に至るまで基本的な機能・構造を基に、要求された仕様に合わせてカスタム設計を行います。また近年では技術部と同様に新分野向け製品の開発も必須のテーマとなっています。求められるニーズに応えてこそ力量が認められるという、技術者としての腕の見せ所がここにあります。

「品質本位」という社是にもあるようにメーカーにとって品質は命です。この「品質」は製品その物だけではなく、トータル品質という考え方で顧客満足の向上を目指していく必要があります。量産試作、工程不良の改善、製品苦情への対応など品質に関わる全てにおいて常に工場全体をリードしていく役割を担っています。厳しい目、柔軟な創造力、顧客へのサービスなどあらゆる視点を兼ね備えた日々の努力こそが顧客の信頼につながる道であると考えています。

当社の製品に用いられる部品、材料を多くの取引先から調達する部門です。より良い製品を作り上げる為に、より良い品質の物を、より妥当性のあるコストで、より安定した納期で調達出来る様、日々取引先の協力のもと、お互いの信頼関係を築き、連携を強化して取り組んでいます。また、新製品開発時の部品立上げにも係るので、品質・コスト・納期・設計と非常に幅広く、重要な責務を担っています。海外調達においては、中国やタイや台湾を中心に展開しており、現地担当者とのコミュニケーションを大切にして、更なる開拓に挑んでいます。

部品の受入・保管・払出　→　製品の組立・検査・梱包に至るまで全ての工程を管理しています。長年培われてきた経験と研ぎ澄まされた品質意識を持ち、良い製品を最良な状態で社会に送り出すための最後の砦はまさにこの「プロの職人達」が担っています。また、多くの若手達が先輩から伝えられた様々な技術を引き継ぐと共に、近年のデジタル化・自動化技術も活用し生産性向上に取り組んでいます。